4 生体力学の原理からみたからだの形脊柱が正中矢状面に支持固定される時最も健康の形となる健康の時誰でも脊柱は中心に形よく整っている。それは様々なからだの形を作る手足の筋が対称性に脊柱を支持固定しているからである。 脊柱が正中矢状面に支持固定されている時、重力を支持する柱としての強さと運動性を兼ね備えた機能を荷負うことができる 反対に手足の筋機能に左右差が生じ背骨を対称性に支持固定できなくなると、背骨は手足の筋機能に従って中心軸性を失い左右差ができる。必然的に支柱としての機能が不安定になる。力学でいうテコの作用、力を産出する機構の質量や重力からなる法則が成り立たなくなる。一般の機械系と同様エネルギー効率が悪くなり、関節や靭帯等の組織が疲労磨耗しストレスのかかる側に炎症や腫脹が生じ、物理的異常がおきる。関節組織や神経・筋の伝達系がうまく作動しなくなる。 脊柱は手足の能動的運動を受け、受動的運動を行う組織である。手足の筋機能の左右差は身体運動や姿勢保持においても脊柱を支持する張力のバランスが崩れ、バランス機能を欠いた運動軸は身体運動を不自由不安定にする。 身体運動を作り出す手足の随意運動の左右差は、姿勢を作る構造上のアライメントと構成部分、特に脊柱の機能を失調させる。
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