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1 はじめに

しんそうりょうほう()はからだの形を 
「基本の形」に復す事を目的とした運動療法である

・健康の時、誰の体も左右対称性構造が対称性に機能している

・不調の症状を呈した時、全ての体は左右非対称性の形に変形している

・しんそう療方は健康になるための原点は解剖学がいう基本の肢位に機能している形にすることが健康であるという考えに基づいた療法である。

基本の形というのは、筋骨格系のシステムが最も安定性(健康)に機能する形と考えられている、解剖学的基本の肢位の形のことである。 別の言い方をすれば、手足の筋が背骨を左右から対称性に支持固定し、正中矢状面に機能する時の形である。 この時脊柱は前額面と交叉する線上に重心が働き、全体節の骨配列は整合性を保ち、力学の原理に適した形に安定機能する。 生体力学は生きたからだの動きについてこのことを詳しく説く。

しんそうりょうほう()は、全ての患体に対し痛み、炎症、硬化や動く事の不自由等の原因になるからだの変形や筋機能の左右差を解剖学的基本の肢位に復す事を目的にした療法である。 今日行われている一般形式の対症療法(痛い部分や症状の部分を治すことを目的とした考え方)ではなく、全体の形からシステムを正し、病変の原因を取り除く事を考えた方法である。

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